ブラウザ操作がエージェントの標準機能になった

2026年7月1日、VS Code上のCopilotエージェントが実際のブラウザを操作できる「ブラウザツール」が正式提供になった。ページ遷移、クリック、入力といった基本操作に加え、コンソールログの確認やスクリーンショット取得までチャットの中で完結する。

PlaywrightやSeleniumとの違い

E2Eテストの自動操作という意味では、PlaywrightやSeleniumが長年担ってきた領域と重なる。ただしこれらは「決められたテストシナリオを再現する」ためのツールであるのに対し、Copilotのブラウザツールは会話の流れの中でエージェントが必要に応じて即興的にページを開き、動作確認して結果を報告するという使われ方をする点で毛色が異なる。テストコードを書かずに「とりあえず動くか見てきて」と頼める手軽さが強みになりそうだ。

権限設計は開発者の手に残る

タブの共有はユーザーが明示的に許可するまで行われず、エージェント自身が開いたタブは普段使っているブラウジングとは隔離される。カメラやクリップボードのような機微な権限も自動では許可されない。管理者向けにはオン/オフの切り替えや許可・拒否ドメインの一覧設定も用意されており、企業導入では最終的にこの権限運用がどこまで現場に耐えるかが定着の分かれ目になるだろう。権限設定の項目一覧はGitHub Changelogの記事(https://github.blog/changelog/2026-07-01-browser-tools-for-github-copilot-in-vs-code-are-generally-available/)からたどれる。