7月末までのカウントダウン
2026年7月2日、GitHubはCopilotの全機能でGemini 2.5 ProとGemini 3 Flashを2026年7月31日に廃止すると発表した。発表から廃止まで1ヶ月弱という短さで、対象はCopilot Chat、inline edits、ask/agentモード、コード補完とほぼ全域に及ぶ。移行先はGemini 2.5 ProがGemini 3.1 Proへ、Gemini 3 FlashがGemini 3.5 Flashへとそれぞれ案内されている。
モデルの世代交代サイクルが短くなっている
CopilotのようなマルチモデルAIツールでは、この種の廃止告知が数ヶ月おきに発生するようになってきた。個々のモデルの寿命は、数年前のソフトウェアのメジャーバージョンのような長期サポートとは前提が異なり、半年から1年程度で入れ替わっていくことを前提に運用する必要がある。個人ユーザーは自動的に後継モデルへ切り替わるため作業は不要だが、Enterprise管理者はモデルポリシーで後継モデルへのアクセスを事前に有効化しておかないと、廃止と同時に利用できなくなる社員が出るおそれがある。
特定モデル名を固定する設計のリスク
CI連携や自動化スクリプトの中でモデル名を明示的に指定している場合は、7月末までに更新が必要だ。特定モデルの出力の癖に依存したプロンプト設計をしているチームほど、こうした廃止のたびに動作確認のコストを払うことになる。マルチモデル環境を前提にするなら、モデル名をハードコードせず、廃止告知を定期的に監視して切り替えをテストする運用をあらかじめ組み込んでおく方が長期的には手間が少ない。廃止スケジュールの詳細はGitHub Changelog(https://github.blog/changelog/2026-07-02-upcoming-deprecation-of-gemini-2-5-pro-and-gemini-3-flash/)に載っている。